【NHKマイルC】武豊騎手がオオバンブルマイ宣言!?「勝ってそうなればいいですね」

武豊を背に軽快に登坂するオオバンブルマイ(手前)
武豊を背に軽快に登坂するオオバンブルマイ(手前)

◆NHKマイルC追い切り(5月3日、栗東)

 第28回NHKマイルC・G1(7日、東京)の追い切りが3日、東西トレセンで行われた。前哨戦アーリントンCの覇者オオバンブルマイは栗東・坂路でまたがった武豊が好感触を得た。

 オオバンブルマイが活気あふれるフットワークを披露した。栗東・坂路でロングウッド(3歳未勝利)を追走し、52秒8―12秒8で大きく先着。武豊がまたがり、「それほど強い調教はいらない指示でした。元気よく、抑えるのに苦労するぐらいでした」と好感触を伝えた。前走時の1週前追い切りにも騎乗していたが、「あの時はCWコース。きょうは坂路で分かりにくいですけど、動きはすごく良かったです。気になるところはまったくないですね」と満足げな表情を浮かべた。

 週末の東京競馬場は日曜だけ雨の可能性もあるが、前走時426キロと小柄な馬体だが、そのアーリントンCを重馬場で勝っているのは強みだ。「(重発表でも)わりと阪神の芝はいい状態でしたね。あれぐらいならまったく気にしません。数字を見るまで420キロ台とは思いませんでした。乗っていても小ささを感じないし、数字と乗った感じとギャップがありますね」とレジェンドから珍しいフレーズが飛び出し、「マイル路線でトップクラス」と能力を評価する。

 前走は道中の進みは悪かったが、直線で外に出すといい伸び脚。唯一の黒星(7着)となった朝日杯FSが初のマイル戦だったが、距離を克服できたのは大きい。テン乗りだった武豊は「もう少し道中も楽に付いていけると思っていましたが、残り200メートルぐらいからの伸びはすごく良かったです。(府中のマイルは)いい舞台ですね!」と力強かった。差す競馬を覚えた今なら楽しみは広がる。「ユニークな名前? 勝ってそうなればいいですね。スタートに気を付けて、僕がしっかり乗るだけです」とファンに大盤振る舞いを約束した。(玉木 宏征)

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