◆第24回兵庫チャンピオンシップ・交流G2(5月3日、園田・ダート1870メートル、良)
3歳の牡牝12頭(JRA5、兵庫6、笠松1)によって争われ、武豊騎手が手綱を執った1番人気のミトノオー(牡、美浦・牧光二厩舎、父ロゴタイプ)がハナを奪って悠然と逃げ切り、2着の4番人気キリンジ(下原理騎手)に6馬身差をつける3連勝で重賞初タイトルを獲得した。勝ち時計は2分0秒7。武豊は7日のNHKマイルC・G1(東京)で、2着に退けたキリンジも所有する岡浩二オーナーのオオバンブルマイ(牡3歳)に騎乗予定。「NHKマイルCでは、きょうの2着馬のオーナーのオオバンブルマイに騎乗するので、その時にいい結果を出したい」とおどけた。
武豊騎手「強いレースでした。馬が気持ちよく走っていたのでリズムを合わせることを心がけました。直線に向いてからの手応えと後続との距離で(勝利は)大丈夫だろうと思った。パドックで騎乗したのが初めてでしたが、馬体も格好いいし、乗り味もいい。このまま成長すればもっと上を目指せると思う」