処分の騎手6人は全員デビュー3年目以内 低かったプロ意識 行き届かない監視の目

騎乗停止処分を受けた(左上から時計回りに)今村、河原田、小林美、古川奈、永島、角田河
騎乗停止処分を受けた(左上から時計回りに)今村、河原田、小林美、古川奈、永島、角田河

 JRAは3日、競馬開催中に通信機器(スマートフォン) を不適切に使用し、競馬の公正確保に関する業務上の注意義務を怠ったとして、今村聖奈(19)、永島まなみ(20)、古川奈穂(22)、小林美駒(18)、河原田菜々(18)、角田大河(19)の6騎手を5月13日から6月11日まで30日間(開催日10日間)の騎乗停止にしたと発表した。すべてデビュー3年目までの複数の騎手が同時に処分される異例の事態となった。

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 処分された6人全員がデビュー3年目以内の“デジタルネイティブ世代”でスマホは日常のツールだろうが、開催日の通信機器使用に関して、競馬学校生の頃から厳しく教え込まれてきたはず。JRAは「彼らはルールをしっかり把握しておらず、誤って解釈していた」と説明したが、社会人として、プロとして意識が低かったと言うしかない。

 6人のうち、5人が女性。ジョッキールームは男女別で、目を光らせる先輩のいない若手だけの環境だった。女性騎手の活躍が話題になるなかで判明した問題だが、会見で久保審判部長は「閉鎖した空間で、我々も入りにくい部分があった」と渋い表情だった。厳重な手荷物検査もなく、調整ルームからほぼ素通りでジョッキールームまで移動できる状況。監視の目が行き届いていなかったことも想像に難くない。早急な再発防止策を求めたい。

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