◆第73回安田記念・G1(6月4日、東京・芝1600メートル)=5月30日、栗東トレセン
重賞6勝の実力馬、メイケイエール(牝5歳、栗東・武英智厩舎、父ミッキーアイル)は、角馬場でじっくりと体をほぐした。見守った武英調教師は「土曜にしっかりとやりましたし、ヴィクトリアマイルの前から軽めを入れて9本くらいやっていますから」と、しっかりと乗り込めたことに納得の表情だ。
24日にCWコースで4ハロン48秒9―11秒8、27日には坂路で50秒5―12秒8と、意欲的に追い切っている。トレーナーは「筋肉はもうできているし、テンションも収まっている。オーバーワークを避けたいので、今週は速い時計を出さないつもりです。ジョッキーや担当者とも意見は一致しています」と話した。直前軽めの調整が吉と出る可能性は十分にあり、陣営の策が実るか注目だ。