凱旋門賞2着のナカヤマフェスタが種牡馬引退 今後は功労馬として余生過ごす

ナカヤマフェスタ
ナカヤマフェスタ

 2010年の凱旋門賞で2着に入り、国内では同年の宝塚記念など重賞3勝を挙げているナカヤマフェスタ(牡17歳)が種牡馬を引退することが決まった。今後は北海道のうらかわ優駿ビレッジAERUで功労馬となる予定。同馬がけい養されているアロースタッドの事務局、ジェイエス&アロースタッドがツイッターで7月13日、発表した。

 同馬は2008年の東京スポーツ杯2歳Sで重賞初制覇。3歳時はクラシックのタイトルに手が届かなかったが、4歳春の宝塚記念でG1初タイトルをつかみ、同年の凱旋門賞ではワークフォースに頭差の2着と健闘した。翌年も現役を続けたが、2年連続の挑戦となった凱旋門賞は11着。このレースを最後に現役を引退した。

 引退後はブリーダーズSSで種牡馬入りしたが一度、種付けを中止。しかし、その後に産駒のガンコが2018年の日経賞を制したこともあって翌年から種付けを再開し、2020年のラジオNIKKEI賞、セントライト記念を制したバビットなどを送り出していた。

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