◆第58回北九州記念・G3(8月20日、小倉・芝1200メートル、良)
サマースプリントシリーズ第4戦は18頭立てで争われ、5番人気のジャスパークローネ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎、父フロステッド)が団野大成騎手を背に好発からハナを切り、最後の直線でリードを奪うと、差してきた1番人気のママコチャ(鮫島克駿騎手)以下を退け、CBC賞に続く重賞2連勝を飾った。勝ち時計は、1分7秒3。
3着は9番人気のストーンリッジ(坂井瑠星騎手)だった。
団野大成騎手(ジャスパークローネ=1着)「今日はジャスパークローネが一番速いと思っていましたし、馬もしっかりこたえてくれて、いいスタートを切れました。最初の1ハロン目をいい感じで迎えられたので、これならばと思っていました。道中はペースを気にせず、前回の競馬と同じように気分よく行かせた方が持ち味は生きる馬。ペースは気にせず、馬とのコンタクトを意識していました。(勝利の確信は)ゴール板過ぎてからだったんですけど、最初のコーナーまでのアプローチがよかったので、いい競馬ができそうだなと思っていました。前回は函館からのきつい輸送がある中で頑張ってくれましたし、今日も重賞連勝できるように力のあるところも見せてくれた。57キロは軽いハンデではなかったけど、頑張ってくれたので、馬をたたえてあげたいと思います」