◆第57回スプリンターズS・G1(10月1日、中山競馬場・芝1200メートル)=9月29日、栗東トレセン
前走のキーンランドCを快勝し、重賞4勝目を挙げたナムラクレア(牝4歳、栗東・長谷川浩大厩舎、父ミッキーアイル)は1枠1番からの発走となった。
長谷川調教師は「イメージとして、いい位置で競馬ができそう。かぶせられる心配はありますが、瞬発力があって小脚を使える器用さも持っているので」と最内枠を歓迎した。
この日はダートのEコースで軽めの調整。翌日の輸送に備えた。今春の高松宮記念は2着。悲願のG1制覇へ「輸送で10キロくらい減るのが、この馬のパターン。馬体重(木曜発表で前走比14キロ増の482キロ)は想定内です」と、トレーナーは万全の仕上がりを強調した。