◆第58回京都大賞典・G2(10月9日、京都競馬場・芝2400メートル)=10月3日、美浦トレセン
近4戦3勝のブローザホーン(牡4歳、美浦・中野栄治厩舎、父エピファネイア)が勢いに乗っての参戦だ。後方待機策の函館記念3着から臨んだ前走の札幌日経オープンは前、前から目の覚めるような末脚で後続を6馬身突き放し、リステッド初勝利。目下の充実ぶりを物語るパフォーマンスを披露した。中野助手は「札幌に着いて2日間ぐらいカイバを食べなかった。負けると思ったけどびっくりした」と万全ではない状態での勝利に驚きを隠せない。
3日は角馬場で調整。「カイバ食いはずっといいし本来のうるささが戻ってきた。感じはいいですよ」と同助手。レース2日前の7日には京都へと運ぶ予定で、輸送対策も万全で臨む。