【京都11R・マイルチャンピオンシップ】悩みに悩んで、結論は◎ナミュールだ。とにかく高野調教師のトーンが高い。「言うことないです。状態はぐっと良くなっています」。
カイバ食いが細かった3歳時なら、中3週でこのような言葉は出てこなかったはず。馬体、体力面で着実に成長した証拠だ。最終追い切りは時計以上の動き。抜群の手応えとパワフルな伸び脚から、好調ぶりが伝わった。高速決着にも、タフな競馬にも対応できる点も心強い。名手ムーアに導かれ、G1初制覇だ。馬連(16)―(1)(9)(11)(5)(7)(12)。