23年の中央競馬で穴をあける活躍が目立った水口優也騎手=栗東・池江泰寿厩舎=。複勝回収率173%はJRA所属騎手のトップで、2位の原田和真騎手=美浦・フリー=の132%を大きく上回る。水口騎手は「一年を通して、人気のない馬でも少しでも着順を上げようと乗った結果だと思います。今年は一つでも多く勝って、単勝回収率を上げます!」と意気込む。
24年も1週目から穴っぽい馬がスタンバイ。6日の京都4Rケーヴァラ(牡3歳、栗東・羽月友彦厩舎、父マジェスティックウォリアー)は「しっかり調教を積んで体も動けてますし、距離も合いそうです」と色気十分。先月28日の栗東・坂路では52秒8―13秒3と水準の時計をマークしている。
8日の京都3Rハリウッドブルース(牡3歳、栗東・浜田多実雄厩舎、父カリフォルニアクローム)は「気性が少し前向きなので当日の落ち着きがカギですが、そういった意味でも初戦向きなので、仕上がりの良さを生かして一発狙います!」と力強かった。
23年1月は13戦して2勝2着2回3着2回、複勝回収率は239%だった。今年も穴男から目が離せない。