◆若駒S(リステッド、1月20日、京都・芝2000メートル)
過去にはディープインパクトやマカヒキなどが勝利し、出世レースでもある若駒S。今年はエピファネイア産駒のミカエルパシャに期待したい。
昨年の7月の新馬戦を逃げ切って勝利したあと、前走の東京スポーツ杯2歳Sに参戦。結果は5着だったが、プラス22キロの馬体重で馬体もたくましくなり、差す競馬にも対応して成長の跡が感じられた。
11日の1週前追い切りでは松山騎手が騎乗して栗東・CWコースで7ハロン96秒2―11秒8をマークしており、迫力十分の動きを見せた。調整は順調で、橋口調教師も「前、前で競馬ができる馬だし、京都の内回り2000メートルは良いと思う。京都の馬場は緩いけど、パワーがあるからこなしてくれるはず」と期待は大きい。個人的にはクラシックに乗れる器だと思っているので、レースが楽しみだ。(山下 優)