◆第64回きさらぎ賞・G3(2月4日、京都競馬場・芝1800メートル)=1月30日、栗東トレセン
東京スポーツ杯2歳S3着のファーヴェント(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ハーツクライ)が始動戦を迎える。前走後はリフレッシュ放牧を挟み、ここを目標に調整。1週前の1月24日にはCWコースで併せ馬。しまい重点でラスト1ハロン11秒2(6ハロン85秒1)の切れ味。「動きは悪くなかったですね」と田代助手も好感触を伝えた。
新馬戦を好位から抜け出し快勝すると、デビュー2戦目の前走は、直線でやや左にもたれる面を見せながら2着馬とはタイム差なしの3着と能力の高さは示した。「前回はいいところに付けて、ラストも脚を使えた。あのメンバーでのしっかり走れたのは収穫」と同助手。「賞金を加算したいですね」とクラシック参戦に向け力を込めた。