◆サウジダービー・G3(2月24日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1600メートル)追い切り=1月31日、美浦トレセン
昨年の札幌2歳Sの覇者で、次走はサウジダービーで初の海外遠征に挑むセットアップ(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父デクラレーションオブウォー)が、Wコースでの併せ馬で順調な仕上がりをアピールした。6ハロン83秒2―11秒8をマークして、活気ある雰囲気だった。
鹿戸調教師は「良かったですよ。(ここまでの中間は)ずいぶん楽をしていたので、ちょうどいい稽古になったんじゃないかな。このスピードを生かすことができれば、面白いと思います」と期待を込めた。来週には検疫厩舎に入り、2月14日に出発する予定という。