2月10日の東京2R・3歳新馬(ダート1400メートル、16頭立て)は、単勝105・6倍の11番人気カフェニクス(牝、美浦・中舘英二厩舎、父サンダースノー)が最後の直線で力強く抜け出し快勝した。勝ちタイムは1分25秒2(稍重)。
スタートはやや合わず、道中は8番手を追走。4コーナー手前から手応え良く進出を開始すると、最後の直線では外から余力十分に抜け出し、1馬身差をつける快勝だった。
原優介騎手は「仕上がりが良かったですね。脚抜きのいい馬場も合っていましたし、楽に勝ってくれました。4コーナーから直線にかけて手応えが良すぎたので待つか仕掛けるか迷いましたが、早めに行ってもいいと思って行きました。抜け出してからフワフワしていたし、まだ全部出し切っていないので、この先も楽しみですね」と振り返った。
自身は先週落馬し、腰部並びに左足の負傷と診断された。けがの影響が心配されたが、「足よりも腰が痛かったですけど、今はもう全然大丈夫です」と万全をアピールした。