【中山記念・玉木の特注馬】追い切りでブリンカー着用のショウナンバシットが不気味 陣営「距離短縮でもうひと粘り」

ショウナンバシット
ショウナンバシット

◆第98回中山記念・G2(2月25日、中山・芝1800メートル)

 前走のアメリカJCCは不良馬場がこたえて9着に敗れたショウナンバシット(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父シルバーステート)。とはいえ、久しぶりに先行できて収穫はあった。

 14日の1週前追い切りは吉田隼騎手が騎乗し(レースの鞍上は未定)、栗東・CWコースで2頭併せ。ステラヴェローチェ(6歳オープン)に2馬身先行して、6ハロン81秒0―11秒7で首差遅れたが、ブリンカーを着け、前走時より脚取りがしっかりしていた印象だ。

 担当の榎本助手も「先週の追い切りも、きっちり負荷かけてもらったのは良かった。隼人くんは先々週(7日)も乗ってくれたんやけど、ブリンカーを着けた先週の方がハミを取ってたと。心肺機能はここ数戦で一番良さそうだし、距離短縮でもうひと粘りしてほしい」と期待を寄せる。週中は雨予報の中山だが、回復すれば面白い。(玉木 宏征)

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