3月9日の阪神8R・阪神スプリングジャンプ・JG2(芝3900メートル=10頭立て)は、単勝1・2倍の1番人気に推されたマイネルグロン(牡6歳、美浦・青木孝文厩舎、父ゴールドシップ)が勝って障害重賞3連勝を決めた。勝ち時計は4分23秒9(良)。
序盤は頭を上げるなど、途中まで力んでいた。飛越の際に他馬と接触するシーンもあったが、4角で先頭に立つと7馬身差をつけて圧勝した。
石神深一騎手は「前走より折り合いを我慢できて、少しずつ競馬を覚えてきています。仕上がりは特に気になるところはなく、不安なく臨めました。前走が圧巻でしたので、アクシデントさえなければ勝てると思っていました。スターになれると思っている馬で、連勝は必須ですからね」と期待を寄せた。
青木調教師は「我々は体調を整えるだけで、ジョッキーに任せていました。体調の良さが出ましたね。今回はあくまでステップ。本番まで無事に」と、中山グランドジャンプ・JG1(4月13日、中山・芝4250メートル)を見据えた。