ネーミングで意外な人気を集めたドラゴンゴクウは7着 野中悠太郎騎手「まさか7番か…と思いました」

中京スポーツ杯に出走して7着だったドラゴンゴクウ
中京スポーツ杯に出走して7着だったドラゴンゴクウ

 3月9日の中京11R・中京スポーツ杯(ダート1400メートル=12頭立て)に出走したドラゴンゴクウ(牡5歳、美浦・根本康広厩舎、父トゥザグローリー)は、直線で大外から追い上げ及ばず7着に終わった。

 馬名の由来は「龍+人名より」となっているが、今月1日に亡くなった人気漫画家・鳥山明さんの代表作「ドラゴンボール」とその主人公の孫悟空を連想させるネーミング。単勝式の最終オッズは6番人気に落ち着いたが、一時は2番人気になるなど、前走(10着)が9番人気だったことを考えれば“サイン馬券”を期待したファンも多かったと見られる。

 手綱を執った野中悠太郎騎手(27)=美浦・根本康広厩舎=は、「馬のリズム優先でいきましたが、ペースが遅かったのもありましたからね。最後はきていますし、馬は頑張ってくれました」と悔しい表情。鳥山明さんの訃報には驚いたと言い、「(ドラゴンボールは)めっちゃ見てましたからね。ゲームもやっていましたし。(馬番も)まさか7番か…と思いました」とポツリ。作品の中では世界中に散らばった7つの「ドラゴンボール」を集めると、願いをかなえてくれる神龍(シェンロン)を呼び出せることになっている。

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