【金鯱賞】プログノーシス5馬身差圧勝で史上3頭目の連覇 川田将雅騎手「頂点が見えてくると思える内容」

金鯱賞連覇を達成したプログノーシス(カメラ・谷口 健二)
金鯱賞連覇を達成したプログノーシス(カメラ・谷口 健二)
プログノーシス(右端)が直線で抜け出し快勝(カメラ・谷口 健二)
プログノーシス(右端)が直線で抜け出し快勝(カメラ・谷口 健二)

◆第60回金鯱賞・G2(3月10日、中京競馬場・芝2000メートル=良)

 1着馬に大阪杯・G1(3月31日、阪神競馬場・芝2000メートル)の優先出走権が与えられる一戦は13頭によって争われ、川田将雅騎手が騎乗した2番人気のプログノーシス(牡6歳、栗東・中内田充正厩舎、父ディープインパクト)が直線で内から鋭く抜け出し、5馬身差の圧勝でタップダンスシチー(2003~2005年)、ヤマカツエース(2016、2017年)に続くレース史上3頭目の連覇を達成。昨年の札幌記念以来となる重賞3勝目を挙げた。川田騎手は14年ラストインパクト、19年ダノンプレミアムも含めレース4勝目。勝ちタイムは1分57秒6。

 2着に1番人気のドゥレッツァ(クリストフ・ルメール騎手)、3着に6番人気のヨーホーレイク(藤岡康太騎手)が続いた。

 川田将雅騎手(プログノーシス=1着)「本当に勝ててホッとしています。1週前に乗っていたのですけど、聞いていた通り、あまりいい状態ではなく、とても苦しい状態で今日を迎えているところだったので、返し馬でもその通りの、やっぱりきついな、という雰囲気でしたし、状態に関しては本当にきつい状態で競馬にきているなという状態でした。道中もストレスを感じる、馬も苦しさからストレスを感じる走りだったので、何とか我慢してもらいながらと道中は過ごしていました。道中は(ドゥレッツァの)真後ろにポジションを取る形になったので、向こう正面から位置取りをどうしていこうかという形のなかで、ともに内側の進路を選択しましたが、こちらは直線で内、彼(ルメール騎手)は外へというところで、とてもいい雰囲気で4コーナーの出口から直線への雰囲気が本当によかったですから、もう大丈夫だなと思いました。今日のこの状態でこれだけのパフォーマンスができるということに改めて驚きと自信を持ちましたし、彼の本来の状態に戻れば、今年はさらなる上の舞台で頂点が見えてくると思える内容だったと思いますので、無事に次に向かえるように今日の疲れを取って、徐々に次への準備をしていきたいなと思います」

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