強力なライン(栗東)

ソダシ(左)
ソダシ(左)

 こんにちは、山本です。今日は久々に金曜日でも栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、当ブログのスタートは09年の夏。ここで2歳馬の紹介をするのも、今年で15回目になります(昨年も期間限定で復活していましたからね)。2歳馬紹介をしていく中で例年、うっかりミスとして多かったのが、同じ馬の同じ情報を何度か書いていること。以前に紹介したことをすっかり忘れているんですよね。年を取るうちに、そんなことがどんどん多くなってしまっていました。

 そこで、今年は紹介した2歳馬をXで書き残していこうかと思っています。そうすれば、皆さんのガイド的な役割になるんじゃなかろうか、と。自分にとってもチェックしやすくなりますからね。早速、この更新が終われば、過去の記事を読み返す予定。ワタクシの健忘症対策ですが、皆さんのお役にでも立てば幸いです。

 ということで、プロ野球開幕が迫り、社内が独特の雰囲気になる前にそろそろ本題へ。今日は2歳馬オンリーでいきましょう。須貝厩舎を取り上げたいと思います。

 須貝厩舎は昨年、厩舎を、いや日本競馬界を引っ張ってきたソダシが現役を引退しました。「去年、ソダシなど活躍してくれた馬たちが、みんな卒業していきましたからね。今年からまた盛り返していきたいし、厩舎の柱を作っていかないといけない。また、いずれは賑わせるような可能性を秘めた馬がいるので、しっかりと育てて、順調に成長していってくれれば」と須貝調教師が厚く期待するラインアップです。

 まずは再来週にも入厩を予定しているのがジェゼロ(牡、父サートゥルナーリア、母ラルケット)です。馬主は金子真人HD。セレクトの当歳セールで3億円がつきましたよね。マイルCSを勝ったステルヴィオの、そして須貝厩舎にいる現3歳のラケダイモーンの弟になります。「期待しています。来年の春を考えて、慎重に育てていきたい。自分でも(兄を)やってきて、気が乗りやすい血統であることは知っていますからね。距離はもつと思うし、全然心配していません」と厚い信頼が伝わります。須貝厩舎は基本的に早いデビューの馬=POG向きだと思っているので、その点でも早くに栗東へ入るというのはうれしい情報です。

 ソダシで強固になった金子真人HDとのライン。となれば、その白毛のアイドルの弟になるエスタア(牡、父モーリス、母ブチコ)も触れないといけないでしょう。「馬格からいうと、お兄ちゃんのカルパよりも本当にパワーがある。毛色はカルパがソダシに似ていたけど、体つきから言えば、こちらの方が似ていますね。これも楽しみな一頭」と正直、この時点での感触はカルパ以上です。トレーナーの言葉にもあるように白毛ではなく、黒鹿毛の馬なのですが、順調なら兄姉たち同様に夏の北海道からいけそうとのこと。こちらも栗東で早く見てみたい存在と言えます。

 金子真人HDからはもう一頭。テルアスワッド(牝、父ブリックスアンドモルタル、母ブルックデイル)もいます。セレクト1歳セールで2億1000万円。近親にマンハッタンカフェなどがいる血脈です。こちらは「大型馬なので脚元の兼ね合いなどもありますからね。慎重に見ながら、やっていきたいと思っています」との方針。成長を促しつつ、栗東に入れる時期などを考えていくようです。

 「近々、栗東に入れようと思っています」と口にするのが【マジックサンズ(牡、父キズナ、母コナブリュワーズ)です。姉に昨年の桜花賞2着だったコナコースト。馬主はサンデーR(6000万)です。「いいですね。もうしがらきに来ています。すごくバランスの取れた体つきをしている、いい馬です」と評価は高く、早めからの始動を見込んでいます。

 もう一頭、早めからということで注目してしまうのがノッツダルジェントの22(牡、父スワーヴリチャード)ですね。馬主はNICKS。「早めに連れてこようと思っています。マイルのパワータイプ。まだこれから変わってくると思いますが、すごく迫力のある馬体がいいですね。楽しみにしている存在です」とのことです。スワーヴリチャードは須貝厩舎が実績を残しているハーツクライの子供。その点でも楽しみにしたいですね。

 ということで、須貝厩舎はPART2に続きます。では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

阪神4R・12レッドエヴァンス(しつこい、と思われても構いません。まともに走れば、と思っている馬。一枚上の力があると信じている)

 続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

阪神6R・10ロスティチェーレ(実績ある舞台、良馬場で変わる)

阪神10R・8ガリレイ(発馬五分なら互角以上の脚あり)

中山11R・10エエヤン(叩き2走目、得意の舞台で変わり身必至)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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