【皐月賞・戸田の特注馬】エコロヴァルツが武豊騎手とのコンビでG1初制覇へ 牧浦調教師「お任せします」

エコロヴァルツ
エコロヴァルツ

◆第84回皐月賞・G1(4月14日、中山競馬場・芝2000メートル)

 共同通信杯で5着に終わったエコロヴァルツ(牡3歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ブラックタイド)の巻き返しに注目だ。鞍上は2005年ディープインパクト以来、4度目の制覇を狙う武豊騎手=栗東・フリー=。「豊さんの手腕にお任せします」と牧浦調教師も信頼を寄せる。

 前走は1000メートル通過が1分2秒7というスローペースに折り合いを欠き末脚不発。だが今回はG1で、メンバー的にもある程度ペースは流れそう。この中間は落ち着きを保てており、1週前追い切りは武豊騎手を背にCWコース単走で6ハロン80秒3―11秒4。折り合いはスムーズでラストも鋭く伸びていた。「テンションが上がらないよう、馬の後ろでもゆっくり調整してきた」とトレーナー。ここまでは思い通りにメニューを消化している。

 福島、札幌でデビュー2連勝を飾ったように、トリッキーな中山に対応できる自在性も持ち合わせている点も魅力だ。

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