【アンタレスS】ジェンティルドンナ半弟がダートで重賞初挑戦Vへ 坂路でダイナミック

坂路を単走で追い切るスレイマン
坂路を単走で追い切るスレイマン

◆第29回アンタレスS・G3(4月14日、阪神競馬場・ダート1800メートル)追い切り=4月10日、栗東トレセン

 スレイマン(牡6歳、栗東・池添学厩舎、父キングカメハメハ)が坂路を52秒7―12秒5。重賞初挑戦Vに向け、パワフルに駆け上がり好仕上がりをアピールした。「先週に(CW)コースでしっかりやっていますし、今日もこの馬なりに動けていた」と池添調教師も納得の表情を浮かべた。

 G1・7勝をマークしたジェンティルドンナ(父ディープインパクト)を半姉に持ち、きょうだいは芝で活躍する馬が多いが、この馬はダートで能力が開花。「芝では切れがなかった。体があってパワータイプなのでダートが合う」とトレーナーは特長を説明。「(3走前に)ブリンカーを着けてから安定して走れている。前走もすごくいい内容だった」と期待を込めていた。

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