◆第35回東京スプリント・交流G3(4月10日、大井・ダート1200メートル、重)
4歳以上によるスプリント重賞は14頭(JRA5、南関東8、他地区1)で争われ、単勝6番人気でJRAのヘリオス(セン8歳、栗東・西園正都厩舎、父オルフェーヴル)は武豊騎手を背に臨んだが、勝利はならず4着。19度目の挑戦も悲願の重賞初制覇はならなかった。
1着は5番人気のジャスティン(西啓太騎手)、2着に3番人気のクロジシジョー(戸崎圭太騎手)、3着には2番人気のテイエムトッキュウ(北村友一騎手)が入った。勝ち時計は1分12秒3。
戸崎圭太騎手(クロジシジョー=2着)「あの差だけにスタートが悔やまれる。前走より状態は上がっていたし、大井の砂もこなせることを証明できて、内容的にはすごく良かった」
北村友一騎手(テイエムトッキュウ=3着)「スタートの一歩目で滑ったような感じになったが、その後はスピードの違いで自然と前に行けた。ムキになっている感じもなかったが、砂が深いせいか、直線で脚を使えなかった」
武豊騎手(ヘリオス=4着)「外枠も良かったし、テイエムの2番手も想定内だった。ただ今は1200メートルは少し短いかな」
矢野貴之騎手(ギャルダル=5着)「想定外の展開で、内でうまく我慢が利かなかった。1200メートルのスピードには対応できたし、今後の選択肢は広がったと思う」
松若風馬騎手(アームズレイン=8着)「砂が深く前半ポジションを取るのに脚を使ったのと、3角過ぎで隣の馬と接触してリズムを崩し、直線を向いた時には手応えがなかったです」