◆第21回福島牝馬S・G3(4月20日、福島・芝1800メートル)
グランベルナデット(牝4歳、美浦・大竹正博厩舎、父キズナ)は、前走の初富士Sを制してオープン入り。昨年の紫苑Sで単勝1番人気に推された素質馬が、重賞の舞台に帰ってきた。
1週前追い切りの4月11日には、美浦・Wコースで6ハロン80秒7―10秒9と超抜の時計をマーク。重賞2勝を誇るソーヴァリアントに先行し、そのまま1馬身先着する素晴らしい動きを見せた。状態に関しては申し分なく、持っている能力からもここは通過点と言っていいだろう。全3勝は全て右回りで、舞台適性の高さにも疑いの余地はない。難なく重賞初Vをあげるとみた。