【福島牝馬S】グランベルナデットが重賞獲得へ 大竹調教師「軌道に乗ってきた」

前走より上がっているグランベルナデット
前走より上がっているグランベルナデット

◆第21回福島牝馬S・G3(4月20日、福島競馬場・芝1800メートル)

 前走の初富士S(3勝クラス)を勝利し、オープン入りを決めたグランベルナデット(牝4歳、美浦・大竹正博厩舎、父キズナ)が重賞取りを狙う。その前走は2番手できっちりと折り合い、最後の直線で余力たっぷりに抜け出し1馬身1/4差の快勝。昨年の忘れな草賞(リステッド)を制した実力を存分に示した。

 美浦・Wコースでの1週前追い切りは、横山武史騎手を背に豪快にストライドを伸ばし、6ハロン80秒7、ラスト1ハロンはこの日1位タイとなる10秒9をマークし状態の良さを印象づけた。大竹調教師は「近走は時計が詰まってこなかったが、調子が良かった頃のラップを刻めた。前走よりさらに具合はいい」と上昇度を感じ取る。

 今回は初めての福島コースがカギになりそうだが「福島1800メートルはペースが流れる印象。きょうの追い切りを見れば、軌道に乗ってきた。牝馬重賞なら通用していい」とトレーナーは自信を隠さない。

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