14日の皐月賞でG1制覇を飾ったジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父キズナ)は15日の午前1時半すぎに栗東トレセンに帰厩した。今朝は馬房でのんびりと過ごし、激戦の疲れを癒やしていた。
担当の山田助手は「時計も速かったですし、疲れはあると思うけど、カイバは食べています。馬運車から降りるときも元気いっぱい。許容範囲の疲れかなと思います」と目を細めた。レコードで勝ったレースを振り返り「いい位置にいるなと思っていた。4コーナーを回ってジャンタルマンタルに離されたようにみえたので、交わすのはつらいかと思ったけど、最後の100メートルは声が出ました」と笑みを浮かべた。
2週前と1週前追い切りには藤岡康太騎手が騎乗していたジャスティンミラノ。「うちの厩舎の調教にずっと乗ってもらって、うちのスタッフ同然。何とか勝ちたいなというのはあった。馬がこたえてくれて、いい報告ができてよかったです」と同助手。今後は順調なら、日本ダービー(5月26日、東京競馬場)を目指す予定となっている。