【新潟大賞典・イシゴーの特注馬】キングズパレスは久々の重賞挑戦 左回りならパフォーマンスさらに向上

キングズパレス
キングズパレス

◆第46回新潟大賞典・G3(5月5日、新潟・芝2000メートル)

 オープン入りを決めたばかりのキングズパレス(牡5歳、美浦・戸田博文厩舎、父キングカメハメハ)だが、一気の重賞制覇へ楽しみな一頭だ。3勝クラスを卒業するのに7戦を要したキングカメハメハ産駒だが、馬券圏内を外したのは、その間にわずか1度だけ(4着)で、2着が4回、3着が1回。相手なりに走れるのは本馬の大きな強みといえる。

 ブリンカーを外した前走もそうだったように、右回りの最後の直線では内にもたれる面を見せる。そのため、鞍上が追いづらそうに、右ムチで矯正するシーンが数多くみられる。その点、左回りでは操縦性の不安がなくなることでパフォーマンスは向上する。今の上がりの時計がかかる馬場も向きそうなだけに、注目している。(石行 佑介)

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