JRAは4月29日、令和6年春の叙勲において、元JRA調教師の橋田満氏(71)が旭日小綬章を受章することが決まったと発表した。
橋田氏は1983年に30歳の若さで調教師免許を取得し、85年に開業。2012~14年、16~22年の長きにわたって日本調教師会会長、名誉会長を務め、23年に定年引退するまで98年の宝塚記念(サイレンススズカ)、99年の日本ダービー(アドマイヤベガ)、05年の天皇賞・春(スズカマンボ)など、G1・11勝を含むJRA通算744勝の成績を残した。
橋田満氏「このたび叙勲の栄を賜り、身に余る光栄と思っております。私が長きにわたりり従事してまいりました競馬や、馬が人の世界に果たす役割を国民の皆様方に役立つものと評価していただけた思いで感無量であります。今回の叙勲は多くの仲間の皆さんとの共同作業のたまものであり、私は競馬の社会を代表していただいたものと承知いたしております。これからも、この栄誉の重みをしっかりと受け止め、馬の持つ魅力を一人でも多くの方に知っていただくために努力してまいります」