ケンタッキー州競馬委員会は5月10日、日本のフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が大接戦の末に3着だったケンタッキーダービー・G1(5月4日、米国チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)で、2着のシエラレオーネ(牡3歳、C・ブラウン厩舎、父ガンランナー)に騎乗していたタイラー・ガファリオン騎手(29)=米国=に対し、2500ドル(約39万円)の過怠金を科したことを発表した。現地の地元メディアが報じた。
同騎手は最後の直線で併せ馬となった際、叩き合いとなったフォーエバーヤングを左手で触ったとしている。
なお、フォーエバーヤングに騎乗していた坂井瑠星騎手=栗東=は帰国後に自身のインスタなどで手綱をつかまれたと一部で言われたことに関しては「その事実はありません」と否定。異議申し立てなども行っていなかった。