◆第74回安田記念・G1(6月2日、東京競馬場・芝1600メートル)追い切り=5月29日、栗東トレセン
昨年2着のセリフォス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ダイワメジャー)は坂路を56秒9―12秒7でシャープな動き。仕上がり途上だった読売マイラーズC2着を叩き、上昇ムードを漂わせている。「非常にいい状態で出走できると言い切れます」と中内田調教師も満足そうな表情を浮かべた。
香港馬のヴォイッジバブルは昨年の香港マイル2着で、セリフォスは7着と先着を許した。もう1頭のロマンチックウォリアーは、管理馬のプログノーシスが今年のクイーンエリザベス2世Cなど3戦全敗。「強敵と思っていますが日本、ホームのアドバンテージ(がある)と思って強気にいきたいと思います」と香港勢の強さを認めつつ反撃を誓っていた。