【エプソムC】ヴェルトライゼンデが1年2か月ぶりに復帰 池江調教師「休み明けの分がどうか」

坂路を併せ馬で駆け上がるヴェルトライゼンデ(右)
坂路を併せ馬で駆け上がるヴェルトライゼンデ(右)

◆第41回エプソムC・G3(6月9日、東京競馬場・芝1800メートル)1週前追い切り=5月30日、栗東トレセン

 昨年の大阪杯9着以来、1年2か月ぶりに復帰するヴェルトライゼンデ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ドリームジャーニー)は坂路で51秒3―12秒3と上々の時計をマーク。それでも池江調教師は「タイムは出ていますが、体が重いかなという感じでした。休み明けの分がどうかですね」と慎重にジャッジした。

 3冠馬コントレイル世代の7歳馬。重賞2勝をマークしているが、脚部不安に悩まされ、屈けん炎を2度発症し、まだ14戦しか消化していない。「体は若々しいですからね」とトレーナー。前回の長期休養明けとなった22年の鳴尾記念では、約1年5か月ぶりの実戦で白星をマークしているだけに、“再現”なるか注目だ。

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