4月20日の福島牝馬Sで騎乗したシンリョクカ(牝4歳、美浦・竹内正洋厩舎、父サトノダイヤモンド)で落馬負傷して、右尺骨骨折してリハビリに励んでいた木幡初也騎手(29)=美浦・竹内正洋厩舎=が6月25日、調教騎乗を再開した。7月1日に予定している医師の診断で正式にゴーサインが出れば、早ければ来週にも実戦復帰する。
この日は自厩舎の2頭の調教に騎乗して、久々に馬上の感覚を確かめた。木幡初騎手は「(騎乗を再開した)初日なので、リハビリを兼ねて様子を見ながら乗りました。今のところ違和感なく乗れています。本来なら4か月かかるところを(骨折の治りが早くて)2か月で復帰できそうで、休んでいる間も右腕以外は元気だったので、いつでも戻れるようにパーソナルトレーニングは取り組んでいました」と、まずは第一歩を踏み出した。