昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドゥラメンテ)が、イギリスのG1・インターナショナルS(8月21日、ヨーク競馬場・芝2050メートル)へ予備登録を行ったことが分かった。6月25日、キャロットクラブがホームページ上で発表した。国内戦も含め選択肢の一つとして検討されていく。
同ホームページは、10ハロン路線で結果を出すと将来の評価が高まること、インターナショナルSを勝つと秋の最大目標であるジャパンカップへ出走した際に報奨金が得られることなどを理由に判断したと説明している。
同馬は前走の天皇賞・春で熱中症の影響もあり15着に敗北。レース後の5月3日には、第1指骨の剥離骨折が判明していた。福島県のノーザンファーム天栄で軽めの調整が続けられていたが、脚元の状態、体調と良好で、8~9月には競馬へ向かえる見通しが立ったもよう。