今年の新種牡馬で、ここまで新馬戦で3勝を挙げているナダル産駒のフェニーチェドーロ(牝2歳、栗東・宮本博厩舎)が7日の小倉・芝1200メートル(牝馬限定)でデビュー予定だ。3日の最終追いでは坂路で54秒6―12秒5をマークして仕上がりは順調に進んでいる。管理する宮本博調教師は「気性的に新馬向き。良血馬らしい品のよさがあるね」と前向きにジャッジした。
98年の桜花賞で2着の祖母ロンドンブリッジは、04年のオークス馬ダイワエルシエーロや、種牡馬として活躍しているグレーターロンドンの母でもある。筋の通った血統だけに、どんなレースを見せるか注目したい。