こんにちは、山本です。今週も栗東からのパッチパチ。夏なのに出張にも行かず、真面目にトレセンで汗を流してばかりの気が…。愚痴ってばかりでも仕方ないので早速、行ってみましょうか♪
さて、先週末のこと。前回更新で書いた、三宮(神戸の繁華街)でお肉を食べた後の続きです。実はいつものBARのマスターから前日にメールをいただいておりまして、しばらく店を休むという。健康上の理由と言いますが、これは聞きにいかないと、ということで向かったのです。ちょっと前に腰が痛いので病院に行くという話を聞いていたので、そこなのかなと思っていると、何と心臓に疾病が見つかったとのこと。カテーテルによる手術で入院は約1週間という話でしたが、全身麻酔による手術。昨日、無事終わったという知らせはいただきましたが、やはり心配にはなりますよね。
このマスターも、うちの母と同い年だから75歳。よくよく考えれば、お付き合いすること30年近くです。普通に話しすぎて、忘れがちですが、昼も仕事をしている、結構メチャな生活。今まで、よく大きな病気がなかったな、と。本人は認めませんが、ご高齢ですからねぇ。まずは無事に回復するのを祈りつつ、今後はいたわるようにします。
ということで、そろそろ初老のワタクシも疲れがたまりやすいので、そろそろ本題へ。栗東でのナマ取材を中心に見ていきましょう。
まずは矢作厩舎。何度か取り上げている外国産馬のクランドゥイユ(牝、父Kingman、母Villa d’Amore)は来週3日の新潟芝マイルを坂井Jで目指すことになりました。この日は荒木助手に話を聞くと、「上手に走れますね。しっかり自分で体を使って走れます。そういう馬は体にダメージが残りやすかったりしますが、この馬はそんなこともない。センスだと思います」とのこと。1週前追い切りは明日、行うとのことですが、この馬は本当に評価が高いです。あと、先週の栗東にゼッフィーロの下になるサンライズグラシア(牡、父サートゥルナーリア、母ワイルドウインド)が先週、そして今日の栗東にはマルシュロレーヌの下になるフィドルファドル(牝、父サトノアラジン、母ヴィートマルシェ)が入ってきたようです。ここにきて、一気に入ってきてるな、矢作厩舎。
続いては高野厩舎。兄に昨年の野路菊Sを勝ったヴェロキラプトルを持つヴァリラプトル(牝、父オルフェーヴル、母ルーヴインペリアル)が栗東に戻ってきました。「モノは悪くないですよ。ただ、まだ走りを楽しむことができないのか、最初に力んで、しまいの甘くなるところがある。その辺が上手に走れるかですね」と高野調教師は冷静にジャッジします。現時点では来月18日の中京芝マイルを視野に入れているようですが、こちらは調教の進み具合によって、ですね。
高野厩舎でいえば、同じ父を持つショウナンラフィネ(牝、父オルフェーヴル、母ショウナンランジュ)の話も聞きました。「390キロしかないんですよね」とトレーナーは切り出しつつ、「動かすと動くんですよ。小柄だと感じさせない走りで、バネもあります」と素質を感じ取っているようです。こちらはデビューの予定など、まだ決まっていませんが、順調に調教が進んでほしいと思う存在ですね。
続いては福永厩舎。大まかに現時点でのデビュー予定を聞いたので、書いておきます。8月17日の中京ダート1800メートルにメイショウハチロー(牡、父シニスターミニスター、母メイショウミハル)がスタンバイ。あと、8月24~25日の中京か新潟のレースにワイドファラオの下になるワイドメテオール(牡、父レイデオロ、母ワイドサファイア)と、セレクト2億9000万円のアスクセクシーモア(牡、父キタサンブラック、母アイムオールレディセクシー)がスタンバイしているそうです。アスクの方は以前の在厩時に福永調教師が「もっと良くなってほしい」と成長を期待していたんですが、「良くなって、帰ってきたわ」と笑顔。放牧効果を感じ取っているようでした。
最後に友道厩舎。現2歳世代、最初の勝利はジュンライデン(牡、父レイデオロ)でした。「これからも1800~2000メートルぐらいになりそうですね。夏に使うつもりはありません。あとは秋番組を見てからになるかな」と友道調教師。兄がサトノグランツであることを考えると、まだ成長の余地が大きな血統でしょうし、どれだけ変わってくるかでしょうね。
ということで、今日はここまで。今週の当ブログ、色々と面白い更新ができるかもしれません。詳しくは明日以降に。ではでは