【アイビスSD】ディヴィナシオンはしぶとく伸びるも4着 松山弘平騎手「思った以上に勝ち馬が切れました」

4着のディヴィナシオン(左、カメラ・荒牧 徹)
4着のディヴィナシオン(左、カメラ・荒牧 徹)

◆第24回アイビスSD・G3(7月28日、新潟競馬場・芝直線1000メートル、良)

 サマースプリントシリーズの第3戦目で、直線芝1000メートルで行われる夏の名物重賞はフルゲート18頭で争われ、3番人気で国分恭介騎手が騎乗のモズメイメイ(牝4歳、栗東・音無秀孝厩舎、父リアルインパクト)が昨年のチューリップ賞、葵Sに続く重賞3勝目を飾った。音無調教師は07年のサンアディユ以来、17年ぶりの同レース制覇。なお、牝馬は20年のジョーカナチャンから5年連続の勝利となる。勝ちタイムは55秒3。

 2着は2番人気のウイングレイテスト(松岡正海騎手)、3着は8番人気のテイエムスパーダ(酒井学騎手)が続いた。

 松山弘平騎手(ディヴィナシオン=4着)「外のいい枠から馬にストレスなくいい形で走れました。スムーズなレースはできたけど、思った以上に勝ち馬が切れました。相手は強かったけど重賞でもやれる馬です」

 小崎綾也騎手(メディーヴァル=5着)「この枠(大外枠)の時点で一気にチャンスが広がった。2走前に乗って脚質をよりつかんでいて今回の方が馬の能力を出し切れた。進路があれば差し切ることができた。千直は走りますね」

 丸山元気騎手(アビッグチア=6着)「ゲートを出て気合をつけていってハミを取れたので勝ち馬の後ろからいって、ためて頑張って脚を使ってくれた」

 内田博幸騎手(クムシラコ=7着)「外の方へ行ってくれと言われていたので指示通り。最後はさばきながらいい感じにいったけど、空いていた1頭分のところに入りきれなかった」

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