2回目です(函館)

27日の札幌でデビュー勝ちしたアルテヴェローチェ
27日の札幌でデビュー勝ちしたアルテヴェローチェ

 こんにちは、水納です。2回目の登場となりました。金曜に函館から札幌に移り、今回は札幌競馬場からのパッチパチ(ヤマタケ先輩リスペクト)です。

 木曜朝は、函館入り後初めての快晴。突然思い立ち、取材の後、函館山に行きました。夜景が有名ですが、お昼に行くのもいいですね! 風が爽やかで、すっきりした気分になれます。街も海も山も遠くまで見渡せて、存分に楽しめました。

 しかも函館山は登山道が整備されているので、観光と運動の一石二鳥! 自分を追い込むため、ロープウェーのチケットは上りしか買わず、下りは45分かけて歩きました。下半身はしっかり筋肉痛になりましたよ…。毎日北海道グルメを満喫しすぎているので、ちょうどいいですね。食べたぶんは動く、を心がけて、残りの滞在も充実したものにします。

 今回は、今週札幌で行われた新馬戦の振り返りと、来週以降に札幌でデビュー予定の2歳馬について紹介します。

 まずは土曜の芝・1500メートルを勝ったアルテヴェローチェ(牡、父モーリス)。いや~強かった! 武豊騎手の「大物感がありますよ」という一言からも、期待が伝わりますね。気になる今後ですが、クローバー賞・2歳オープン(8月18日、札幌・芝1500メートル)に向かうか、放牧に出されるようです。「今のうちに賞金を加算して、重賞はいつでも出られるようにしてもいいし、秋後半でもいいですしね」と須貝調教師。「気持ちが勝つところがあるので、メンテナンスできれば」とも話していました。どちらにしろ、元々滞在していた函館に一度戻るようです。

 日曜の芝・1800メートルは堀厩舎のファイアンクランツ(牡、父ドゥラメンテ)が快勝しましたね。レースを見ていても、危なげない内容でした。佐々木騎手も「特に言うことはない。いい馬です」と話していましたし、今後も注目したい一頭です。

 来週、8月4日の芝・1800メートルを横山武騎手で予定しているのが上村厩舎のアルマヴェローチェ(牝、父ハービンジャー、母ラクアミ)です。叔父に16年京王杯2歳S1着、同年朝日杯FS2着のモンドキャンノがいますね。「万全の仕上がりですね。操作性が高いし、乗りやすく、素直な馬です。走ったらしっかりしていますね」と黒野助手。函館入厩後に、8キロほど体重が増えたようですし、本当に順調に進められていますね。

 矢作厩舎のシカレ(牝、父American Pharoah、母スウィートマナ)は26日にゲート試験に合格しました。お母さんはアルゼンチンのG2を4勝。早ければ、3日の芝・1200メートルが初戦となります。410キロ台と小柄な牝馬。宮内助手は「このサイズなので、手足が軽いですね。乗り味は悪くないです。気性が真面目で、カッとなりやすいところはあります」と評価していました。

 中内田厩舎のレッドシュテルン(牡、父Saxon Warrior、母エリーシエズワールド)も函館で調整中です。松岡助手は「体は2歳という感じですが、ポテンシャルがそれを上回っています。動きは合格点ですね。洋芝を狙って連れてきました」と好感触。同厩の半兄ワールドシリーズは1200メートルで勝っていますが、弟の方が「兄に比べると距離の融通は利きそう」とのことです。

 藤原厩舎の超良血馬フィヤール(牝、父リアルスティール、母ドバイマジェスティ)も、26日にゲート試験に合格しました。シャフリヤール、アルアインなどの妹です。まだ速い時計は出していませんが、この血統ですし、デビューを楽しみに待ちたいです。

 来週も函館で取材を続けるので、いい情報をゲットできればまた更新しますね。では、この辺で! 今日は何を食べに行こうかな…。

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