菱田裕二騎手が担当教官の快挙に感動 パリ五輪総合馬術団体で銅メダル「今回も応援していますとLINEして…」

菱田裕二騎手
菱田裕二騎手

 今年の天皇賞・春をテーオーロイヤルで制してG1ジョッキーの仲間入りを果たした菱田裕二騎手(31)=栗東・岡田稲男厩舎=が7月30日、“恩師”の快挙に感動しきりだった。パリ五輪の総合馬術団体で日本は銅メダルに輝き、馬術で92年ぶりに五輪表彰台となったが、戸本一真(日本中央競馬会)とは自身がJRA競馬学校時代の担当教官の一人だったという縁があった。「今回も応援していますとLINEしましたが、テレビで見ていましたし、単純にすごいことだと思います」と、声を弾ませて喜んだ。

 学校生時代に指導を受けた記憶はもちろん、やさしい人柄は今も思い出として心に残っている。「教官として乗られている姿を見て、上手だなと勉強させてもらいました。教官の先生方のなかでも、年齢が近くて、教官というよりは年上のお兄さんという感じで話しやすかったです」としみじみ。他の競技でも日本勢の活躍を目の当たりにして、「いろんな競技で金を取って、刺激をもらっています。(個人的には)サッカーが一番、注目しているかな」と、自身も胸を高ぶらせていた。

3位となり記念撮影する(左から)大岩義明、戸本一真、田中利幸、北島隆三(カメラ・岩田 大補)
3位となり記念撮影する(左から)大岩義明、戸本一真、田中利幸、北島隆三(カメラ・岩田 大補)
ヴェルサイユ宮殿をバックに飛越を越える戸本一真(カメラ・岩田 大補)
ヴェルサイユ宮殿をバックに飛越を越える戸本一真(カメラ・岩田 大補)

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