◆第60回札幌記念・G2(8月18日、札幌競馬場・芝2000メートル)=8月13日、札幌競馬場
前走のクイーンエリザベス2世Cで3着に好走したノースブリッジ(牡6歳、美浦・奥村武厩舎、父モーリス)が8月13日、初見参となる札幌で初めて馬場入りして調整した。同11日に美浦から現地に到着して、この日は岩田康誠騎手を背にして角馬場からダートコースを約1周して、元気いっぱいな雰囲気だった。
見守った奥村武調教師は「輸送直後の初日の調教なので様子見で軽く。全く問題ないです。今日はちょっとイレ込んでいたが、他のところは何もトラブルはなさそう」と、無事に輸送をクリアできたことを喜んだ。
今年に入っての近2走は、カタールのアミールT(4着)、香港のクイーンエリザベス2世C(3着)と海外で経験を積んでおり、充実ぶりを見せている。指揮官は「状態もいいと思うが、馬自体が良くなっている」と、手応えをにじませた。