◆第26回ジャパンダートクラシック・Jpn1(10月2日、大井競馬場・ダート2000メートル)追い切り=9月19日、栗東トレセン
ケンタッキーダービー3着以来の実戦となるフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)がCWコースで実質1本目となる追い切りを行った。
坂路で軽く動かしてはいたが、この日が帰厩後初のコース追い。リビアングラス(4歳3勝クラス)を内から2馬身半追走。ジワッと前に取りつき、軽く促すような感じで頭差先着した。時計は6ハロン81秒9で、ラスト2ハロンは11秒4―11秒4でまとめる優秀なもの。しかし、手綱を執った荒木助手は「普通の馬なら合格点と言えるかもしれませんが、この馬にしてはギアの入り方や迫力の点でドバイの頃に比べると物足りません。今日やったことで、来週はそういう面も出てくると思う。体は大きくなっているし、現時点ではモタれたりする面もそこまではありません」と冷静に分析した。初の敗戦となったケンタッキーダービーの巻き返しへ向け、徐々にピッチを上げていく。