◆第70回オールカマー・G2(9月22日、中山競馬場・芝2200メートル=1着馬に天皇賞・秋への優先出走権)=9月20日、美浦トレセン
5か月ぶりの実戦を迎えるサリエラ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)は、重賞初制覇に向けてしっかり態勢を整えてきた。
19日はEコースを軽快なフォームで駆け抜け調整を終えた。4月の天皇賞・春(12着)以来の実戦に向けて国枝調教師は、「態勢は整っているよ。条件もいい方に出ると思う。折り合いをつけて、しまいにいい脚を使ってくれれば。この血統で勝ちたいね」と朝日杯FSを制した半兄サリオス、府中牝馬Sを勝った全姉サラキアに続く、初のタイトルを視界に入れている。