29日のスプリンターズSで9番人気の評価を覆し、初のG1制覇を飾ったルガル(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ドゥラメンテ)は30日の午前0時半に滋賀県・栗東トレセンの自分の馬房に帰厩した。30日朝は、厩舎で飼い葉をもりもりと食べて元気な様子だった。
担当の吉松助手は「うれしい、しかないですね。ほっとしています」と笑みを浮かべた。春の高松宮記念は1番人気だったが、骨折なども影響して10着だった。「休み明けでも稽古をしっかりやった。馬が応えてくれたし、偉いです。(将来は)無事に種牡馬になってくれたらと思います」とG1馬となった愛馬をたたえた。
今後はまだ未定ながらも、海外も含めて様々な選択肢が検討されている。