武豊騎手=栗東・フリー=が菊花賞・G1(10月20日、京都競馬場・芝3000メートル)でアドマイヤテラ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)とコンビを組むことが10月3日、分かった。管理する友道調教師が明らかにした。
同馬は母に2017年クイーンCを勝ったアドマイヤミヤビを持つ。デビューから2連勝した後、春は京都新聞杯などで4着と好走したが勝ち切れず。自己条件だった前走の茶臼山特別で快勝し、勢いに乗ってのG1参戦になる。
「以前はズブさがあったけど、今は前向きさが出ているし、初騎乗でも問題ないと思う。中間に乗ってもらう予定です」と説明した友道調教師は「長距離と言えば武豊騎手でしょう」と笑顔でレジェンドに厚い信頼を寄せた。
同騎手は菊花賞に今まで33回騎乗。今回は同じ友道厩舎のワールドプレミアで勝った2019年以来、自らの史上最多記録を更新する6勝目を狙う。