秋華賞当日の京都は内伸び馬場 ルメール騎手が自在性評価&5番枠のチェルヴィニアに追い風

京都3Rでルメール騎手が騎乗のセンツブラッドが快勝(左、カメラ・高橋 由二)
京都3Rでルメール騎手が騎乗のセンツブラッドが快勝(左、カメラ・高橋 由二)

 秋華賞・G1が行われる10月13日の京都競馬場は良馬場。秋華賞と同じ芝2000メートルで行われた3Rはセンツブラッドが直線に入ってすぐに抜け出して勝利。しかし中団から内を突いて2着のリアライズオーラムには、鼻差まで迫られた。

 4R(芝1200メートル)を勝ったコモンスナイプは2番手からの抜け出し。5R(芝1800メートル)は、最内枠のロヴィーサがラチ沿いをぴったり回り、直線でもインから豪快に後続を突き放した。開幕2週目で馬場はまだ良好。内が伸びやすく、先行~中団勢に有利なコンディションだろう。

 チェルヴィニアはオークスでは見事な末脚を見せたが、アルテミスSは中団前めからの抜け出し。ルメール騎手も「いいポジションが取れるし、乗りやすい馬」と自在性を評価している。今回は5番枠をゲットしており、この馬場は2冠に向けて追い風になりそうだ。

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