【天皇賞・秋】キングズパレスはシュタルケ騎手と初コンタクト 鞍上は約5年半ぶりの美浦で笑顔

Wコースで追い切ったキングズパレス(右、馬上はアンドレアシュ・シュタルケ騎手)、左はダイシンクローバー(カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったキングズパレス(右、馬上はアンドレアシュ・シュタルケ騎手)、左はダイシンクローバー(カメラ・荒牧 徹)

◆第170回天皇賞・秋・G1(10月27日、東京・芝2000メートル)=追い切り、10月23日、美浦トレセン

 アンドレアシュ・シュタルケ騎手が、新コンビとなるG1初挑戦のキングズパレス(牡5歳、美浦・戸田博文厩舎、父キングカメハメハ)と最終追い切りで初めてコンタクトを取った。

 キングズパレスの追い切りに騎乗するために朝一番の美浦に姿を見せたシュタルケ騎手。Wコースに入るとダイシンクローバー(8歳障害オープン)を前に置いて、直線では内へ。強めに追われた僚馬に対して、ラストに軽く仕掛けただけで先着した。6ハロン83秒0―11秒3。シュタルケ騎手は「コンディションはいいと思うし、リズムよく走れていた。追い出してからもステッキを使わずに押しただけだったけど、すごくいい感触でした」とジェスチャーを交えながら応えた。

 美浦に来たのは同じ戸田厩舎に所属していたラストドラフトの19年皐月賞1週前追い切り以来、約5年半ぶり。「戸田厩舎に縁を感じますね」と終始、笑顔だった。

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