【京都11R】頭数も多く、比較のしづらいメンバー構成となった。かなり頭を悩ませるレースだが、ここは調子のいい◎ダンツエランを狙う。新馬戦は2番手から運ぶと、直線で2着馬を競り落として快勝。前走のりんどうSは内枠から押し出されれてハナに立つ形となり、4角で集中力を欠くシーンがあった。切れ味の差で3着になったが、評価を下げる内容ではない。
前走時はレースの当週こそ追い切りで動いたが、それまでは遅い時計の追い切りだった。しかし今回は19日、23日としっかりと速い時計を出している。30日の最終追いも持ったままで、CWコース6ハロン83秒5―11秒0をマーク。騎乗した団野騎手も「ものすごくバランスが良くなった」と高い評価を与えた。馬場が渋って切れ味勝負にならないのも好都合で、重賞初制覇のチャンス。
2連勝中のカワキタマナレアは追ってからの伸びが売りで、1ハロン延長も問題なさそう。馬体をキープできれば上位争い。ウォーターガーベラは前走で先行して抜け出し、脚質に幅が出た。能力的にここでも見劣らない。