JRAは12月6日、有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)の全レース終了後にドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)の引退式を行うことを発表した。また、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする予定であることも併せて発表された。
同馬はすでに秋の古馬王道G1・3連勝のかかる暮れのグランプリを最後に引退する方針が発表されている。式には武豊騎手、友道康夫調教師、キーファーズの松島正昭オーナーなどが参加予定。
今まで有馬記念当日に出走馬が引退式を行うのは2003年シンボリクリスエス(1着)、05年タップダンスシチー(12着)、06年ディープインパクト(1着)、07年ダイワメジャー(3着)、11年ブエナビスタ(7着)、13年オルフェーヴル(1着)、14年ジェンティルドンナ(1着)、15年ゴールドシップ(8着)、21年クロノジェネシス(3着)、23年タイトルホルダー(3着)の9度。今回は10年ぶり、5度目の有終Vを狙うことになる。また、2017年には全レース終了後に武豊騎手が騎乗したキタサンブラックの「お別れセレモニー」が行われたが、この時はレースでも1着だった。