
★阪神2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ブルーカミング
過去3戦はすべて7ハロン戦に投入。デビュー2戦は惨敗の2けた着順に甘んじていたレベルだったが、舞台が阪神に替わった3戦目で3着に大きく躍進した。
変わり身を見せた前走はスタートで遅れるロス。1頭だけ最後方に置かれる苦しい展開となったが、最速の上がりで3着まで詰めてきた末脚はこれまで見せなかった才能だ。
今回は「末脚性能が上位」と「能力指数が上位」の2点が激走馬の要因に挙がっているが、厩舎指数が極めて高い30をマークしているように、陣営の勝負気配がヒシヒシ漂ってくる。
★中京6R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=インビジブルセルフ
23年7月の福島でデビューⅤを飾ったエピファネイア産駒。キャリア1戦で1年8か月ぶりの長期休養明けだが、センスある初戦の勝ちっぷりから侮れない存在だ。
しかも鞍上はマジックマンの異名を取るジョアン・モレイラ騎手。バイタルジョッキーに選ばれてはいないが、来日初日の成績が8戦2勝、2着4回と連対率75%の活躍を見せた。
激走馬に取り上げられた要因としては「ペースメーク力が高い」と「末脚性能が上位」の2点。超がつく久々だけは気になるが、ゴーサインを出した陣営の期待は鞍上確保に表れている。
★中山10R・船橋ステークス(4歳上3勝クラス)の馬トク激走馬=アララララ
約1年前の中山で1勝クラスを突破。2勝クラスでは頭打ちに見えたが、舞台を中山に替えた4度目でクリアしたように、中山6ハロン戦との相性が非常にいい。
前走は、2勝クラスで迷走していたのが信じられないような好位抜け出しからの1馬身半差快勝。過去5戦で2勝、2着3回と連対パーフェクトを誇る舞台なら頼もしい。
激走馬の要因としては「好枠引き期待大」と「性別補正で浮上」の2点が挙がっているが、440キロ台の馬にとって前走より斤量3キロ減なら昇級戦でも期待が持てる。