
◆第2回兵庫女王盃・Jpn3(4月3日、園田・ダート1870メートル、良)
2回目を迎えた牝馬限定の交流重賞は10頭立て(JRA4、兵庫5、他地区1)で争われ、1番人気で松山弘平騎手騎乗のテンカジョウ(4歳、栗東・岡田稲男厩舎、父サンダースノー)が最後の直線で抜け出して2馬身差をつけ、前走のクイーン賞3着から巻き返し、昨年のマリーンC以来の交流重賞2勝目を挙げた。JRA所属馬は昨年(ライオットガール)に続く2連勝。勝ち時計は、2分2秒8。
2着は2番人気のアーテルアストレア(菱田裕二騎手)、3着は3番人気のライオットガール(岩田望来騎手)が続き、JRA勢が上位を独占した。
松山弘平騎手(テンカジョウ)「本当に馬が強かったなと、そのひと言ですね。スタート、ぎりぎりまで我慢してくれてたんですけど、(ゲートが)開く寸前でちょっと体勢を崩してしまいまして、出られなかったです。3番という枠で、向こう正面なんかは少しいやな形だなと思いました。前も楽だなと思ったので、こっちの正面きてからは少しポジションを上げさせてもらって、少し前をつつくような競馬をさせてもらいました。手応えはよかったですし、そんなにコーナーがたくさんある競馬をあんまりまだ経験もしていないですし、コーナーでは少し置かれるところはあったんですけれども、直線向いてからはしっかり伸びてくれて、強い競馬をしてくれたと思います。能力は非常に高い馬ですし、こういった競馬もしてくれましたし、これからもどんどん先が楽しみな馬だと思います。園田は地元・兵庫県で大好きな競馬場。こうして勝利を挙げることができてうれしく思いますし、馬に乗せていただいたことに感謝しています」
