
阪神競馬場のスタンドの6階から芝コースを見ると、内ラチ沿い2~3頭分に傷みが見受けられる。6日は朝に雨の予報もあったが、その影響はなく、朝から芝・ダートともに良馬場でレースが行われている。
時計もまずまず速い時計が出ている。4Rの芝2400メートル(外回り)の3歳未勝利戦は2分26秒6のタイムで、メンバーレベルを考えると水準か。ちなみに昨年の大阪杯当日も同じ番組が組まれており、2分27秒9の決着。ペースの違いもあるため単純な比較はできないが、馬場コンディションはいい。
6Rの4歳上1勝クラスは大阪杯と同じ芝2000メートル(内回り)での競馬。勝ったのは逃げたクリノアドバンスだった。2着は後方から外を追い込んだティムール。内も外も不利のないコンディションだ。ただ、荒れて見えるインから伸びる馬が多く、見た目よりも内側が有利だ。
そこで大阪杯はデシエルトの逃げ切りがありそう。前走は重馬場の影響で最後の粘りを欠いたが、良馬場で迎える今回は粘り込みがありそうだ。