フォーエバーヤングが敗戦…ソウルラッシュ激闘! ドバイ現地で取材した記者が感じた悔しさと感動

ソウルラッシュ(手前)がゴール寸前でロマンチックウォリアーをかわす
ソウルラッシュ(手前)がゴール寸前でロマンチックウォリアーをかわす

 競馬に絶対はない―。そう強く肌で感じた。ショッキングだったのは、やはりドバイ・ワールドカップのフォーエバーヤングの敗戦。陣営も自信を持っており、まず負けないと思っていた。「勝たなければいけない馬で勝ち続ける難しさを感じました」と坂井騎手。レース前から「勝ちたいと、勝たなきゃいけないは全然違う」と話していただけに、重みがあった。

 一方で、感動のシーンもあった。ドバイ・ターフで、ソウルラッシュがロマンチックウォリアーを撃破。運良く陣営の近くで観戦できたため、ゴールの瞬間は「差した!?」と興奮が止まらなかった。池江調教師は意外にも海外G1初V。スタッフを「よく頑張った」とねぎらう姿に胸が熱くなった。

 ドバイ・シーマクラシックはダノンデサイルが勝利。馬券発売のある4つのG1のうち、唯一混戦模様だったレース。それだけに、強さに改めて感嘆した。安田調教師は派手には喜ばず、「今のところ無事にレースを終えられたことに安心しています」と冷静。常に馬ファーストな、若き指揮官の信念を見た。

 全レース終了後は、恒例のドローンと花火のショー。まばゆい光と爆音に包まれながら、刺激的な1週間に思いをはせた。最後に表示されたメッセージは「SEE YOU NEXT YEAR」。今回24頭の日本馬が疾走したメイダンで、またいつか胸が震えるレースを見たい。(水納 愛美)

最新記事

さらに表示
ニュース検索
的中率・回収率ランキング(2025年04月13日)
1 Ho! 41.7%
2 西山 41.4%
3 富田 37.9%
4 坂本 37.9%
5 牧野 34.5%
6 吉田 30%
7 ヤマタケ 30%
8 山下 30%
9 中野 27.8%
10 浅子 27.6%
1 Ho! 125.5%
2 牧野 120.9%
3 イシゴー 120.6%
4 西山 103.8%
5 坂本 99%
6 吉村 95.8%
7 吉田 95.7%
8 富田 84.4%
9 中野 84.3%
10 山下 78.8%
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル